公開講演会「詩人尹東柱とともに?2023」
INFORMATION
植民地下の朝鮮から立教大学に留学し、短いながらも学生生活を過ごした詩人尹東柱は韓国で国民的詩人としてよく知られている。本学では2008年2月以降、卒業生からなる「詩人尹東柱を記念する立教の会」が中心となって2020年まで公開講演会を実施してきたが、新型コロナウイルス感染拡大のために中断していた。2023年にオンラインでこの事業を再開すべく、チャプレン室の後援がなくなったことを受けて、学内組織として立教大学平和?コミュニティ研究機構が共催となり開催する。講演は「尹東柱の故郷?間島を語る」というタイトルで戸田郁子氏に講演いただく。なお、チャプレン室のご協力を得て、本学チャペルで追悼礼拝を録画し、当日の冒頭に配信する予定である。
講師
作家、翻訳家
戸田 郁子(とだ いくこ) 氏
韓国仁川在住の作家、翻訳家。1983年から韓国に留学し、高麗大学で韓国近代史を学ぶ。1989年、中国ハルビンの黒龍江大学で中国語を学び、中国朝鮮族の移住と定着の歴史の研究をライフワークとする。著書に『東柱の時代』(図書出版土香=韓国で刊行、2022)『中国朝鮮族を生きる旧満洲の記憶』(岩波書店、2011)など、訳書に金薫『黒山』(クオン、2020)など多数。朝日新聞日曜版GLOBEのコラム「ソウルの書店から」を10年にわたって執筆中。
詳細情報
主催
詩人尹東柱を記念する立教の会
共催
平和?コミュニティ研究機構
協力
チャプレン室、福岡尹東柱の詩を読む会、同志社コリア同窓会 尹東柱を偲ぶ会、尹東柱の故郷をたずねる会
備考
詩人尹東柱を記念する立教の会
2007年2月に当時、立教大学のチャペルに赴任しておられた柳時京チャプレンと卒業生有志が追悼のための詩の朗読の会を行なったことがきっかけで、2008年2月に発足し、この年から尹東柱の命日、2月16日に近い日曜日の午後に、毎年追悼行事の講演会をチャペルにて行なってきた。ほかにも、ホーム?カミングデーでの尹東柱の展示、尹東柱を知る人々を掘り起こして記憶や資料を発掘するなどの活動を行なってきた。この行事は朝日新聞の社説に取り上げられたほか、メディアにもしばしば取り上げられてきた。
2007年2月に当時、立教大学のチャペルに赴任しておられた柳時京チャプレンと卒業生有志が追悼のための詩の朗読の会を行なったことがきっかけで、2008年2月に発足し、この年から尹東柱の命日、2月16日に近い日曜日の午後に、毎年追悼行事の講演会をチャペルにて行なってきた。ほかにも、ホーム?カミングデーでの尹東柱の展示、尹東柱を知る人々を掘り起こして記憶や資料を発掘するなどの活動を行なってきた。この行事は朝日新聞の社説に取り上げられたほか、メディアにもしばしば取り上げられてきた。
お問い合わせ
詩人尹東柱を記念する立教の会
E-mail:pyol-1917@ezweb.ne.jp